レタスのお手入れは、実に簡単です。
お手入れに手間がかからない事も、レタス栽培が簡単といわれる
ポイントの1つでもあります。
基本的には、害虫に注意することと、水やりと間引きだけです。
水やりは、他の作物と同様に、土が乾いた頃に水をあげるように
してください。
乾いた目安が知りたいという場合は、人差し指の第一関節までを、
土の中に入れ抜いてみてください。土が乾燥しているようなら
水をあげてください。土が指に付くようなら、まだ水やりの頃ではないです。
間引きは、混みあった苗を生育しやすいように適度に抜くことです。
こうすることで、残った苗にきちんと栄養を行き渡らせることが出来ます。
レタスの場合は、発芽後1週間が間引きの目安です。
その後、7日?10日に1回ほどのペースで間引きを行います。
抜いた後は、スプラウトとして楽しむことが出来ます。
新芽はスーパーなどではなかなか手にはいらないものとなり、また、
栄養価も高いので、家庭菜園ならではと言えます。
スポンサーリンク
少し時間が経てば、ベビーリーフとして生野菜としても食べれます。
間引きは勿体無いと思う方も居ると思いますが、無駄なく、
食べることが出来るので、きちんと間引きを行なってくださいね。
気をつけたい害虫は、ヨトウムシといったガの幼虫やアブラムシです。
農薬を使えば1発で対策が可能ですが、折角の家庭菜園、
無農薬栽培を心がけたいという人も多いのではないでしょうか?
そういった場合は、寒冷紗をお勧めします。
寒冷紗という布で覆えば、卵が産み付けられる心配を回避出来ます。
まずは、太めの針金などを使い、葉と触れない程度のドーム状の
骨組みを作り、その上に寒冷紗をかぶせていきます。
プランターの場合は、紐などで固定すると良いですが、
畑での栽培の場合は、布の裾の部分に重りを置いてください。
レンガや石などでも代用が出来ます。
どちらの場合も、害虫を防ぐために使うものとなりますので、
寒冷紗に隙間が出来ないように気をつけてください。
玉レタスの中でも結球がしっかり行われるものをレタスとしていますが、
サラダ菜などの結球がゆるいものも、日常的に食べられています。
焼肉などにも使われるサンチュは、ステムレタスという系統の一種で、
こちらも自宅にて育てることが出来ます。
スポンサーリンク
コメント