カボチャが日本に来たのは17世紀の事です。
大分に来たポルトガル戦が大名にカンボジア産のカボチャが贈った
事が日本でカボチャが食べられるようになった起源です。
そのため、カボチャという名前の由来はカンボジアに
あるのだとされています。
天ぷらや煮物、グラタンやスープ、和食洋食問わず
人気の食材であるカボチャは、中南米が原産と言われている
野菜です。
乾燥した荒地を好むカボチャは、干ばつの時ほど美味しいなんて
事も言われているのです。
そんなカボチャですから、家庭菜園で育てる場合も
特に手間を要しないのがお勧めポイントとなります。
しかし、カボチャはとても大きいため家庭菜園でつくる場合にも、
それなりのスペースが必要なのがネックです。
折角の家庭菜園ですから、「少しずついろんな種類の野菜を」と
考えている人も多いかと思いますので、そんな方には、
ミニカボチャがお勧めです。
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種からカボチャを育てる場合は、5月以降に種をまきます。
苗からカボチャを育てる場合は、4月下旬?5月下旬頃が植え付け時期です。収穫時期は、8月下旬?9月下旬頃に迎えます。
中南米原産という事で、元々カボチャは荒地を好みますから
肥料のあげすぎは、ツルボケをうみます。
ツルボケとは、つるばかりがどんどん生長いってしまい、
実のつきが悪くなってしまうこともあります。
ツルボケを予防するためにも、カボチャの場合、
ある程度生育したあと、根っこに肥料が行くようにします。
植え付ける前は深さ30センチほどの穴を掘り、ボカシ肥や
完熟堆肥といった有機質肥料を入れ、土を戻してから種・苗を
受けることでツルボケが防止出来ます。
ミニカボチャの場合は70センチくらいの株間を空けます。
普通のカボチャの場合は150センチほど空けると良いでしょう。
カボチャは地面を這い、成長していく野菜ですから、
最初からビニールマルチや敷きワラなどをしておくと、泥はね防止や、
雑草防止などが出来ます。
苗が大きくなるまでは瓜蝿という害虫にも注意が必要です。
また、風の被害も受けやすいため4本支柱を立て、あんどんをしておくと
瓜蝿や風の被害を最小限に抑えることが出来ます。
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