ニンニクは秋に植え付けさえ行なってしまえば、
特にお手入れに手間のかかるものではないため、
家庭菜園初心者の方にも非常に向いている植物だと言えます。
またニンニクはプランターなどの狭いスペースでも
育てることが出来るのでマンション住まい・アパート住まいの方にも
非常に人気です。
■ニンニクの植え付け時期など
ニンニクはラッキョウやタマネギなどと同じくユリ科に属する植物です。
9月?10月頃植え付ければ、翌年春以降には玉が大きくなります。
その間の作業としては春頃に追肥をすることと、
その後にニンニクの芽をかき取るくらいのものになりますので、
非常に手間がかかりません。
北海道・東北などの地方では早めに植え付けた方が良いとされ、
逆に暖かい地域では遅めに受け付けるのが良いとされています。
■ニンニクの植え付けに用意するもの
まずは、種用のニンニクを準備してください。
ニンニクを栽培している農家の方は、その年に収穫したニンニクから
厳選したものを残しておき、種用のニンニクとして使うのだそうです。
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種用ニンニクは、ホームセンターや通販などで販売しているもので
スーパーで売られているものとはまた別な物になります。
種用ニンニクと食用ニンニクの違いは発芽抑制をしているか、
していないかです。食用ニンニクは長期間保存が出来るように
冷蔵庫で保管されたり、乾燥させる事で発芽を抑制しています。
冷たい所で冷やすと芽が出なくなってしまう特徴があるので、
種用のニンニクを手に入れた後、植え付けるまでの保管場所には
冷蔵庫を決して選ばないようにしてください。
■ニンニクの植え付けの準備
とにかく良い土をつくることがニンニクを育てるポイントです。
どんな植物にも言えることではありますが、半年以上かけて
土の中で栄養たっぷりのニンニクを作りますから、
良い土をつくるのは非常に重要なポイントだと言えるのです。
畑で育てる場合は、完熟堆肥をたっぷりとすき込み、
土がふかふかになるようにスコップなどで良く混ぜて下さい。
こうすることで水持ちや水はけが良く肥料を保ちやすい土となります。
このようにして作った土にボカシ肥などの有機質肥料を入れて
その後、ニンニクを植えつけて行きます。
プランターで栽培する場合には、培養土の中に完熟堆肥を
3割ほど追加して良く混ぜあわせて下さい。
その後、ボカシ肥をひとつかみほど入れれば
プランター用のニンニクを育てる土が完成します。
■ニンニクの植え付け方
種用ニンニクは、房をほぐして1つ1つ入れていくのがポイントです。
鱗片の芽を上にした状態で5センチほどの深さに植え付けます。
この時、1つ1つの感覚は7?8センチ取るようにしましょう。
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