苗半作といわれるほど、健康で丈夫な苗を作ることが、
定植したあとの順調な生育、収穫につながります
種まきの後は十分な温度と水分が重要です
とくにナス科の野菜は寒さに弱いので、
2?3月にナスの種まき・育苗をする場合は
ビニールトンネルに入れたり、
夜間は毛布で覆って保温するなどの作業が必要です
プラグトレー(小さな育苗鉢がいくつもつながっている容器)に
1セルに1粒ずつまき、種に十分な栄養とスペースをいきわたらせます
芽が出たらたっぷりと日に当てます
種、土のほか種まきに必要な道具として
ふるい、じょうろ、移植ごて、プラグトレー、ポットなどがあります
ナスを鉢上げするときに根を傷めやすいので、
箱まきよりもプラグトレーの使用がおすすめです
発芽にはある程度の養分が必要なため、
種まき用の土は有機質が配合された培養土を使います
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畑の土を使う場合は種まきの1週間前に
土の容量2リットルあたり一握りの油粕をよく混ぜておきます
プラグトレーの7分目まで土を入れたら、上層はふるいで細かい土をいれます
プラグトレーの下から水が流れ出すくらい、水をたっぷり与えます
プラグトレーごと水に浸してもいいです
セルに1粒ずつ種を置いていきます
このときに手がぬれていると
ナスの種が手にくっついてしまうので注意しましょう
ふるいを使って細かい土を
ナスの種が完全に隠れるくらいかぶせます
そしてかるく水やりします
このときに勢いよくかけると
種が流れ出てしまうので注意しましょう
なすを上手に発芽させるためには湿度が重要です
ナスの種をまいたあとは毎日チェックできるような場所において
乾燥しないように水やりをするか、
乾燥を防ぐために新聞紙かぶせておいてもいいです
ただし芽が出たらすぐにとらなければいけません
ナスの種をまいてからの発芽日数は25℃から30℃ですと
だいたい5日くらいです
温度が低いともっと日数がかかります
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