小さな庭で楽しむイチゴ栽培

我が家には小さな庭があります。そのこに花水木を直植えし、
あとは棚に様々な花などを植えて楽しんでいました。
しかし、孫ができて物心が付いたころから、
草花を減らしてイチゴの家庭菜園に取り組み出しました。
最初は苗を3つほど購入し、植え木鉢に植えて育てました。
わずかなイチゴが実り、小さな手で孫が嬉しそうにイチゴを摘む姿が楽しく、
年々イチゴを増やし続けました。
イチゴが白い花が付けると、蜂などの昆虫による受粉が不確実なので、
綿棒で雄しべの花粉を雌しべに付け、受粉を確実にする手間をかけています。
受粉すると、花弁が落ち、やがて雌しべの下部が膨らんでイチゴになります。
実を付けだした時に、少し固形肥料を与えて実が大きくなるようにしています。
実を収穫して暫くすると、各株から何本かのリードが伸び、
その先に葉ができます。葉の下には白い突起物が出ますが、
これが根になる部分です。
この白い部分をリードを切り離さずにそのまま小さな植え木鉢に植えます。
3週間ほどすれば、根が張り、葉も大きく増えてきます。
このタイミングで、元の株側もリード先端を植えた側もそれぞれリードを切り落とします。
これで、新しい苗が増えた事になります。
この小さな植え木鉢に取った新株の状態で冬を越させ、
春にプランターなどの大きな所に植え替えるのが手順です。
こうして苗を増やせば、毎年3?4倍に株を増やす事が可能です。
元の株も次年度も実を付けますが、普通は新しい株で収穫し、
元の株は廃棄する事が多いようです。
我が家では毎年こうして株を増やし、30株ほどのイチゴを育てています。
孫達には小さな植え木鉢の苗を、
プランターに植え替える事と、実の収穫を一緒に楽しんでいます。
素人栽培で実が甘くない場合には、
ジャムにして楽しむ事もできます。
ぜひイチゴ栽培に挑戦してみてください。

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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