都会のマンション暮らしでも家庭菜園でミニトマト栽培

我が家は都会のマンション暮らし。
ベランダは家族の洗濯物を干すため、あまり物が置けません。
花や野菜を作ることに憧れていましたが、
土が舞うことも考えると諦めていました。
ところが、ある日、同じマンションの方に「近所で、
貸し菜園を始めるらしいから一緒にどうですか?」と誘われました。
その土地は、もともと大きな駐車場でしたが、アスファルトを剥がして整地した、
綺麗な状態になっていました。
近所の方と共同で、3坪程度の土地を借りることから始めて見ました。
その貸し菜園には若いインストラクターの方が2?3人、
週末には常駐してアドバイスをしてくれるというものでした。
私は、子供達を喜ばせたいのと失敗をしたくないのとで
「初心者でも失敗せず、子供たちが収穫を楽しめるものはなんですか?」
と質問したところ「夏に向けて、プチトマトがオススメですよ。
女の子は可愛いものが大好きッですしね」と親切に教えていただきました。
3坪の半分をプチトマトにあてることにし、
早速「アイコ」という品種の苗を購入しました。
名前がアーチストのAIKOみたいで可愛いのと、
「糖度が高くて人気ですよ」とのアドバイスが決め手でした。
インストラクターの方のアドバイスで、土をこんもりと盛ったり、
たくさんの収穫を期待して植えるときの間隔も広めにしたり、
プロならではのコツを教えてもらってお世話をしていたところ、
苗がどんどん成長し、支柱に沿って伸びてくれました。
そして、初夏には実をつけ始めました。
子供たちはつい良かれと思って水を大量にまこうとしましたが、
インストラクターの方が「少なめにしたほうが甘くなりますよ。
風通しも良くしましょうね」とアドバイスしてくれたおかげで、
初めてと思えないくらい、甘くてかわいいトマトをたくさん収穫できました。
都会の只中で、私も子供たちも大きな思い出を作ることができて、満足でした。

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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